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佐藤 達彦; 永松 愛子*; 上野 遥*; 片岡 龍峰*; 三宅 晶子*; 武田 和雄*; 仁井田 浩二*
no journal, ,
モンテカルロ放射線挙動解析コードPHITSを基盤技術として、宇宙線被ばく線量評価モデルの開発を進めている。具体的には、まず、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が中心となって開発を進めている任意軌道の宇宙線環境評価モデルにより宇宙機外の宇宙線フラックスを計算する。次に、その情報を入力情報として国際宇宙ステーション(ISS)など宇宙機内における宇宙線挙動をPHITSで詳細に解析することにより、その中に滞在する宇宙飛行士や半導体機器の被ばく線量を推定する。発表では、PHITSや宇宙線環境評価モデルの概要を中心に紹介する。